本記事は、【コスパの良いスキンケア】のコツを紹介します。
美肌を保つのに、高価なスキンケア製品が必須なわけではありません。
米国皮膚科学会が提唱するスキンケアの知識さえ手に入れれば、「簡単に」「リーズナブルに」肌の調子を整えることが可能です。
特に、それ程スキンケアにお金はかけたくないけれど、他人からの目を意識してスキンケアを行いたいという男性ビジネスマンにも知って欲しい知識です。
男性でも肌が綺麗だと、
”エネルギッシュで仕事ができそう”
”前向きで爽やか”
”清潔感がある”
など良いイメージを与えることが出来ますよね。
特に最近は、その傾向が顕著だと思います。
映像技術の進化で、メディアに登場する男性タレントたちの肌質が良くなってきたことも、その要因かと思います。
5G通信により個人間でやりとりする情報の画質も向上することが想像されるので、今後よりその傾向は顕著になると予測します。
5,000円を超えるスキンケア商品の中にも良い商品はたくさんあると思いますが、正しい科学的知識さえ持っていれば、1,000円くらいで商品で十分です。
ヘルスケア関係は、基本的に何事も続けることが重要です。
適切な価格で自分にあった商品を見つけて、それを使い続けることが、長期的に良い結果を生みます。高すぎる商品は、続けにくいですよね。
本記事を参考に、ぜひご自身にあったコスパの良いスキンケア商品を選び、同僚や知人や家族に良い印象を与えられるようになれば嬉しいです。
１）最優先は「日焼け止め」と「保湿」
皮膚科医も認める”アンチエイジングに最も有効な”アイテムとして、「日焼け止め」と「保湿剤」が紹介されています。
毎日使えば、顕著な違いを生み出すことができると述べられています。
紫外線は、単に日焼けするだけではなくシワやシミの原因になるので、男性も「日焼け止め」の活用を強くオススメします。
日焼け止めの条件は、「SPF30以上で、ウォータープルーフ」。
日本で購入可能な商品なら、ほとんど満たしていると思います。
ちなみに日本で市販されている日焼け止めは、本当に質が高いと思います。
数年前、オーストラリアに住む日本人から聞いたのですが、日本に戻った時に絶対買って帰るものは「日焼け止め」なんだそうです。
日焼け止めの性能、塗りやすさ、肌への負担など、全然違うそうです。
また保湿剤は、様々なアンチエイジング商品の”秘密の成分”の正体だと書かれています。
高価なアンチエイジング商品も、結局は保湿剤が効いていると種明かししています。
別に高いスキンケア商品を買わなくても、普通の保湿剤で良いんですね。
It is so effective that moisturizer is the secret ingredient in many anti-aging products.
保湿剤の代表的な成分は、
- ヘパリン類似物質（ヒルドイドの主成分）
- 尿素製剤
- ワセリン
の３つです。
[rakuten:bloomgreen:10159308:detail]
例えばこちらの商品は、ヘパリン類似物質もワセリンも配合されており、価格も1,000円以下で、とてもコスパの高い保湿剤だと思います。
医薬部外品として、以下の効果・効能の訴求が認められている商品ですので、薬剤師としても十分におすすめできるアイテムです。
【効能・効果】
肌荒れ・あれ性・あれも・しもやけ・ひび・あかぎれ・にきびを防ぐ
肌を整える。皮膚を健やかに保つ。皮膚に潤いを与える。皮膚を保護する。皮膚の乾燥を防ぐ。
２）効果が出るまで焦らない
スキンケア商品を使いはじめたら、その効果が現れるまで数週間待って下さい。
※赤くなるなど、副作用が出たら使用を中止するなど、使用上の注意に従って下さい
すぐに効果が出ないからといって、むやみに幾つものアンチエイジング商品を組み合わせて使うのは逆効果です。
何種類も使うと皮膚に余計な刺激を与えてしまい、むしろ老化を目立たせるそうです。
一度使うスキンケアアイテム決めたら、アレルギー反応などが出なければ、一定期間その商品に絞って使い続けるのが良いです。
幾つも商品を買い漁るのは、コスパも良くないですし、肌にも良くありません。
３）皮膚のタイプにあった製品を選ぶ
日焼け止めなど各種スキンケア製品を選ぶ際に、皮膚のタイプ（普通肌、乾燥肌、脂性肌、混合肌）にマッチした商品を買いましょう。
万人に向けてベストな商品は無い、述べられています。
皮膚のタイプ診断は、KOSEのサイトに分かりやすくまとめられています。
４）現実的な広告の商品を選ぶ
「一晩で10歳若返る」といった非現実的な訴求をする商品を選ばないようにしましょう。
また「美容クリームでシワ取り」も非現実的な訴求の事例として例示されています。
魅力的な商品PRは溢れていますが、あまり鵜呑みにしないように米国皮膚科学会が明言しているんですね。
１で述べられているように紫外線カットと保湿剤によるシワやシミの予防がスキンケアの基本なです。それ以外の魅力的なCMには、用心してください。
５）注意表示をよく読む
パッケージの表面やPOPに大きく書かれた訴求よりも、裏面に小さく書かれた注意表示こそ、コスパに優れたスキンケア商品選びのコツです。
「アレルギーテスト済み」、「お客様相談室の連絡先」といった注意表示を読むことを推奨されています。日本のメジャーな商品は、基本的に問題ないように思います。
ニキビ肌ならオイル成分が無いことを確認したり、敏感肌なら香料が配合されていないことを確認したりすることなどがポイントです。
６）適正価格の商品を選ぶ
美容系の商品は、価格が高いものほど良い商品だと思いがちです。
ただ効果のあるアンチエイジングの商品はどの価格帯にもある、と述べられています。
端的に言えば、別に安い商品でも十分ということです。
１で書いたように、高いスキンケア商品も結局は「保湿成分」がキー成分です。
ヘパリン類似物質やワセリンなど、代表的な「保湿成分」を含む安価なスキンケア商品を使うのがコスパが良いと思います。
[rakuten:bloomgreen:10159308:detail]
原文はこちらの米国皮膚科学会のページを参照して下さい。
How to select anti-aging skin care products
画像引用：American Academy of Dermatology Association
信頼できるアカデミックな機関が、コスパの良い現実的なスキンケアのアドバイスをしてくれているのは本当に助かりますよね。
皆さまがご自身にあった適正価格のスキンケア商品を見つけて、綺麗な肌を手に入れられることを願います！！
