2月19日、ZOZOスーツ対応パンツ第2弾として、チノパンが新発売になりました。
さっそく購入したので、品質を評価しつつ、ZOZO株の行方も考えてみました。
去年話題になった、ZOZOスーツで測定した個人の体型データを元に、ジャストサイズの商品を提供してくれるシリーズですね。
これまでジーンズはありましたが、今回チノも新発売となりました。
スタイルは、メンズは「ストレート」「スリム」、ウィメンズは「テーパード」と「ワイド」のそれぞれ2種類です。色はチノパンの定番「ベージュ」「ダークオリーブ」「ネイビー」「ブラック」の4種類です。
価格は税込4,900円です。(送料が別途200円かかります)
ZOZOチノパンの購入レビュー
以前ZOZOスーツで体型データを計測してジーンズを購入したことがあったので、購入画面でチノパンを選択すると自動的に推奨サイズ(ウェスト、ヒップ、総丈)が出てきます。
推奨サイズの数値は、ジーンズの時より少し大きめな気もしたのですが、同じ体型データでも商品ごとに変わるようです。
ちなみに今なら30日間お試しキャンペーンを実施しているので、30日以内なら返品OKです。商品に使用感があってもOKですし、商品代金だけでなく送料や決済手数料も返金されます。
というわけで、もしサイズが合わなかったら返品すればいいわけなので、ひとまず推奨サイズのスリムチノ ベージュを購入することにしました。
木曜の夜に注文をして、土曜に届きました。
ZOZOチノパンの履き心地 感想
早速履いてみたところ、サイズ感はジャストで一安心です。
スリムチノという割には、股上や太ももの履き心地は、それほどスリムではないように思いました。ノーマルのチノパンと言われても、違和感のない感じです。
20代30代で標準的な体型なら、スリムチノがおすすめです。
スリムチノでこのサイズ感なので、ストレートチノだと幅感が少しダボっとして野暮ったく見えるかもしれません。
ウェストは同じデータで注文したジーンズと比較して、若干ゆとりがあるように感じます。シャツを外に出す着方でも良いですし、シャツインのスタイルにも対応しているような印象でした。
生地は割としっかりしています。ビジネスカジュアルでも十分通用すると思います。
生地の厚みも程よいです。薄手の生地のチノパンだと、冬は寒くて履くのをためらいますが、そんな心配もありません。逆に厚手すぎて、夏は履きにくいということもなさそうです。
ストレッチも程よく効いていて、座ったりして膝を曲げた時も快適的です。
チャックは、安心と信頼のYKKです。
色味も普通のベージュです。茶系のベージュでもなく、白系のベージュでもなく、平均的なベージュです。
ファッションにそこまでこだわりはないけど、ちゃんとサイズ感も合っていて、ヨレてない清潔感のある格好をしたいという人には、もってこいの商品だと思います。
ZOZOチノパンのメリット
何より店舗に行って試着したり、ネットでサイズが合うか不安になって買い物をしたりする必要がないですし、裾上げの手間もないのは大きなメリットだと思います。
ショップの試着室で裾上げをしてもらう時に、「長めにしますか、短めにしますか?」と聞かれ「いや、普通でいいんだけど・・・」と困った経験はありませんか?笑
そんな人にこそ、裾上げ不要なこのチノパンはオススメアイテムです。
「店舗に行く→試着する→裾上げしてもらう→後日店舗に取りに行く」というプロセスが、「買う」だけになります。
ZOZOスーツの最初の計測こそ面倒ですが、一度自宅で計測してしまえば、あとはボタン一つで、自分にジャストサイズのパンツが入手できて非常に便利です。
ユニクロのチノとのコスパ比較
確かにユニクロの2,900円のチノパンは、魅了的な価格です。
ただユニクロのボトムスは、全世代向けのサイズに作られていて、どうしても全体のバランスに対してお腹周りが大きめに作られているように感じます
20代30代のミレニアル世代は、体型維持が出来ていてお腹も出ていない方が多いと思います。そんな方には、自分にぴったりなサイズのボトムスを試してみてほしいです。きっと綺麗なシルエットになると思います。
手間や交通費などを考えると、かなりコスパが良くおすすめです!
スタートトゥデイ株の行方を予想
ZOZOの運営会社であるスタートトゥデイ株は、去年の7月に5,000円近い株価まで上昇して以降、ずっと下げ基調が続いており2月22日時点の株価は1,952円です。
ここまで株価が落ち込んだ要因の一つが、ZOZOスーツの失敗と言われています。
莫大な設備投資をした割に、思ったような売り上げになっていないようです。
要因として、うまくターゲットを設定出来ていないのではないかと考えています。
ファション感度の高い人たちには、ZOZOスーツはよく認知されています。
ただファッション好きには、今のZOZOブランドの洋服はあまりにバリエーションが少なく、全然物足りないでしょう。
またZOZOブランドの最大の売りである「推奨サイズ」機能のメリットも、小さいように思います。このパンツは少し丈を短めにしよう、このシャツは少しタイト目にしようなど、服の特徴に応じてサイズ感も選んでいるのに、わざわざ推奨サイズを提案してくれなくても良いと思うのではないでしょうか。
むしろ、ファションにそれ程こだわりのない人が、主ターゲットだと思います。
裾上げで「長めにしますか、短めにしますか?」と聞かれ面倒に思う人にこそ、ZOZOブランドの恩恵は大きいでしょう。ボタン一つで、試着も裾上げもせずにジャストサイズのパンツを買えることに大きなメリットを感じて、ヘビーユーザーになってくれる可能性は高いはずです。
そういった層にZOZOスーツの便利さが浸透すれば、売上も変わるのではないでしょうか。
現時点では個別株投資は考えていませんが、この未来予測が正しいのか検証するために、しばらくスタートトゥデイ株の行方をチェックしたいと思います。
追伸:販売後2週間でのZOZOの評判
スリムチノが発売となった2/19の株価は1,736円でした。直近3/1の株価は2,185円です。なんと2週間で25%も株価がUPしています。
もちろんスリムチノ以外の要因もあるでしょうが、短期間でこれだけ株価が上昇するのは、市場もこの商品を高評価しているのではないでしょうか。