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つみたてNISA|投資タイミングは、年初一括か毎日積立かどっちが有利?

つみたてNISAの非課税枠は、1年あたり40万円です。

この枠を活用するのに、2つの考え方があります。

1)年初など早い時期に、一括で入金する派

2)毎日(or毎週or毎月)コツコツ積立派

年初一括か毎日積立、どちらが有利なのでしょうか?

それぞれのメリットを整理しつつ、過去の運用成績を基にしたシミュレーションも踏まえて、私なりの結論を考えてみました。

 

年初一括投資派と毎日積立投資派の考え方の違い

年初一括投資派

年初に1年分一括で(最大で非課税枠いっぱいの40万円)投資する手法です。

先進国株インデックスファンドなどは、平均して年利+5%の上昇を期待できます。

年始に一括投資すれば、1年分の上昇率+5%の恩恵をフルに期待できます。毎月や毎日の積立投資だと、半分の+2.5%程度の恩恵しか期待できません。なので年始一括投資の方が、差し引き2.5%分有利だというロジックです。

 

コツコツ積立投資派

1年かけて定額での積立投資(最大で毎日1,600円 or 毎週8,000円 or 毎月33,000円:年間トータル40万円)をする手法です。

年始に40万円ドカンと投資するのは、少し勇気がいるし躊躇する方もいると思いますが、少しずつ入金していくなら安心感もあります。

また定額での積立投資なら、ドルコスト平均法で効率的に購入できます。

投信積立4つのメリット | 投信積立 | 投資信託 | 楽天証券

さらに楽天カードx楽天証券でつみたてNISAを行えば、1%のポイントがつきます。

投信積立で楽天カード決済が可能に!2018年10月28日スタート! | 楽天証券

一括投資を避けドルコスト平均法を採用して購入できたり、ポイント1%分を確実に手に入れたりできる安定感があります。

 

ここまでが、よく見る考え方です。

どちらの考え方も一理あると思いますが、比べる時に

”年初一括派は年利+2.5%分有利、コツコツ積立派は楽天ポイント+1%分有利”

という”数字”に引っ張られると、年初一括派が優れているように感じます。

また積立派は、安心重視で、最大のリターンは得られなさそうにも思います。

なので年初に40万円入金できる資金的余力と覚悟があるなら、理論的には年初一括投資が正しいような気がしてきますね。

実際にBlogやtwitterで声高に主張される意見は、年初一括派が多いようです。

 

年初一括 VS 積立投資 シミュレーション①

とは言え、ここまでは、ドルコスト平均法の効果を正確に検討できていません。

そこで、つみたてNISA枠において、「年始一括投資」した場合と、ドルコスト平均法で「毎日積立投資」した場合のリターンを比較してみました。

ドルコスト平均法の実力を最大限に発揮するために、毎月や毎週ではなく毎日積立投資で検討します。楽天証券なら、つみたてNISAの購入手数料はかからないので、毎日積立でも手数料負けする心配はありません。

対象は、先進国株インデックスファンドのうち、つみたてNISAの対象商品であり、長期間運用実績のある「ニッセイ外国株式インデックスファンド」とします。

検証期間

2014年1月~2018年12月

※仮に2014年1月から、つみたてNISAで投資可能だったとします

投資額

年初一括投資:年初営業日に約40万円(1600円x年間営業日)

毎日積立投資:毎営業日に1,600円

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5年間 投資シミュレーション(ニッセイ外国株式インデックス)

結果は、ほぼ同じでした。

つみたてNISA枠を5年間ほぼフル活用した場合、年始一括だと212万9496円、毎日積立だと212万3630円という試算結果でした。5年累計で0.3%差と、ほぼ誤差です。

毎日積立投資は、半年分の株価上昇利率を享受できないというデメリットもありますが、ドルコスト平均法で安い時に多く買い増し、高い時には多くは買わないことによるメリットも十分にあることがわかりました。

さらにこのシミュレーションには、楽天カードx楽天証券の1%ポイント還元を加味していません。加味すると、この5年で見れば14,000円分も毎日積立投資の方が有利という試算結果になります。

年初一括 VS 積立投資 シミュレーション②

たった5年間では偶然じゃないの?という意見もあると思います。

より多面的に検討するために、”過去10年間”の”米国株(S&P500)”で”毎月”積立投資したケースも、同様のシミュレーションを実施してみました。

検証期間

2009年1月~2018年12月

※米国株ですが、仮につみたてNISAで投資可能だとしてシミュレーションしています

 また配当金は、受けとった直後の投資タイミングで全額再投資するとします

投資額

年始一括投資:年初営業日に3600ドル

毎月積立投資:月初営業日に300ドル

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10年間 投資シミュレーション(S&P500)

結果は、こちらも毎月積立投資の方がやや有利でした。

期間を10年に伸ばし、地域をアメリカだけに絞り、頻度を毎月に変更しても、ドルコスト平均法の実力を確認することができました。

 

つみたてNISAは、ドルコスト平均法と好相性

検証結果を踏まえて、私なりの結論は「つみたてNISAは、毎日積立投資が良さそう」です。毎週や毎月でも良いと思います。

ドルコスト平均法は単なる気休めではなく、実際の相場においてある程度有効に機能した実績があることがわかりました。また、つみたてNISAのコンセプトに対しても、定期的に積立投資していくスタイルは沿っていると思います。

また、楽天証券のNISA枠なら毎回の購入手数料も不要なるので、小まめな積立投資も手数料負けしません。

さらに楽天カードでの積立投資なら1%分のポイントも貰えます。(毎月の積立上限額が5万円なので、年始一括投資だとフルにポイント還元してもらえません。)

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楽天証券HP より

毎月の収入をうまくやりくりして、少しずつ積立投資を続けていけば、大きな資産を築ける可能性が広がります!!

つみたてNISAの年間40万円の枠でコツコツ運用していけば、35年後には3,000万円以上のリターンも十分に期待できます。

www.millennial-s.com

年始に40万円も一括投資するのは躊躇する方も、安心して、むしろ自信を持って毎日・毎週・毎月の定額での積立投資を検討してみてください。

 

補足:まとまった余裕資金は、一括投資で

ちなみに、1年間というスパンなら一括投資も積立投資もトントン(場合によっては積立投資が優位)というシミュレーション結果でしたが、それ以上のスパンなら、やはり年利メリットを享受しやすい一括投資に分があるように感じます。

実際に、先述の「ニッセイ外国株式インデックスファンド」で試してみます。

検証期間

2014年1月~2018年12月

※仮に2014年1月から、つみたてNISAで投資可能だったとします

投資額

初期一括投資:2014年初営業日に約200万円(1600円x年間営業日)

毎日積立投資:毎営業日に1600円

結果は、5年間毎日積立投資していった場合のリターンが212万円だったのに対して、最初の年に5年分をまとめて投資した場合のリターンは260万でした。

数年に分けて分散投資するより、初年度に一括投資をする方が良さそうです。

 

つみたてNISA枠活用法まとめ

もし現時点でリスク投資に回せるまとまった余裕資金があるなら、近いうちに(1年間くらいのスパンで)その資金を一括投資するのをお勧めします。

それ以外の方で、収入から少しずつ投資に回していこうという場合は、つみたてNISAの非課税枠を活用して、毎日の積立投資を実践してみてはいかがでしょうか。

つみたてNISAとドルコスト平均法は極めて相性がいいということが、今回シミュレーションで改めてよくわかりました。

また現時点での楽天証券x楽天カードの制度とも極めて好相性です。

制度をうまく活用して、人生100年時代の資産形成をしていきたいですね!!

 

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※本記事における過去の運用結果に基づくシミュレーションは、将来の運用結果を保証するわけではないことはご了承ください。

 

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