都知事の要請を受け、在宅勤務を推進する企業が増えています。技術的な進歩や、受け入れる企業の雰囲気の変化もあり、今後もテレワークは浸透すると思います。
とはいえ普段とは違う環境では、うまく集中できなかったり、普段の調子が出ないという悩みを抱えておられる方も多いのではないでしょうか。
そこで在宅勤務をするビジネスパーソン向けに、自宅でも最高の集中力をキープして快適に働くためのおすすめアイテムを5つ紹介したいと思います。
- 1)在宅勤務でのPCモニター・ディスプレイ
- 2)在宅勤務には少し贅沢な家飲みコーヒーを
- 3)片耳イヤホン:テレワークのWeb会議に最適
- 4)在宅勤務の誘惑を断つ、タイムロックボックス
- 5)単身でも、机はマストアイテム
1)在宅勤務でのPCモニター・ディスプレイ
画面が大きいと圧倒的にテレワークでの作業が捗る。
エクセル作業が捗る
大画面で作業できれば、いちいちスクロールすることなく多くのセルを1枚の画面に映し出せるのでスピード感も上がる。目にも優しい。
Web会議が捗る
在宅ワークだとZoomやSkypeなどでのオンライン会議も多い。その時に、手元のノートPCとディスプレイと2画面表示がすごく便利。Web会議の様子をディスプレイに映しながら、手元のノートPCで会議のメモや議事録を取ることもでき非常に捗る。
資料作成が捗る
オフィスなら参考資料をプリントアウトしてPC作業していたけれど、家にはプリンタが無くて(あるいは会社のPCと接続できなくて)プリントアウトできないという方もいると思う。そんな場合でも、2画面使えれば片方を作業用画面に、片方を参考資料用画面にすればスムーズに作業できる。
在宅勤務時の雑念を減らせる
また目の前にディスプレイがあることで、視覚が制限されて自ずと集中力が増す。自宅だとゲームやスマホ、漫画などに目移りして気になってしまうという方にオススメ。
在宅勤務に適したディスプレイ
サイズは、特別な業務をされている方でなければ、特に大きいサイズで無くても十分に問題なく作業性UPする。一般的な最小モデルの21.5型で十分快適に作業できる。大きすぎても圧迫感があるし、家に置くのも邪魔だ。
画質は、普通のビジネスパーソンならフルHDで十分。4Kモニターは綺麗だけど、普通の仕事には必要ない。むしろ資料の細かい部分が変に気になってしまい、逆に捗らないように感じる。
光沢/非光沢モデルは、非光沢モデルがおすすめ。好みもあるが、光沢モデルだと画面に反射して部屋が映り込むのが気になる。職場の光景ならともかく、自宅の様子が映り込むと仕事モードが緩みかねない。
メーカーに関しては、色々見比べたが基本的に大差ない。私はDellのモデルを使っているが、土台に安定感がありオススメ。
テレワーク向け Dell モニター 21.5インチ SE2216H(3年間交換保証/CIE1976 82%/フレームレス/フルHD/VA非光沢/HDMI,D-Sub15ピン)
- 発売日: 2015/11/14
- メディア: Personal Computers
2)在宅勤務には少し贅沢な家飲みコーヒーを
テレワークとはいえ、時にはコーヒーブレイクも必要。コーヒーを飲んでひとときのリラックスをして、またカフェインの作用で集中力を高めて仕事に戻ると捗るもの。だけど自宅だからといって、コーヒーマシーンやハンドドリップを使ってコーヒーを入れると少しリラックスしすぎで仕事に戻りにくいと感じる。
そこで仕事中にオススメの、少し贅沢な家飲みコーヒーを紹介する。
頑張って働いているので、少しくらい贅沢してもいいと思う。
冷たく飲むならペットボトルの濃縮コーヒー。牛乳と混ぜれば本格ラテに、氷で割れば美味しいアイスコーヒーがすぐ出来上がる。インスタントコーヒーからアイスを作るよりも断然簡単だし、何よりダントツに美味しい。
温かく飲むならスティックのインスタントコーヒー。普通の大瓶のインスタントコーヒーと違って、分量を入れ違えて思ったより濃くなったりすることもないし、個包装なので毎回フレッシュな味と香りを楽しめる。無糖のスティックコーヒーは少ないので、リンクの商品は特にオススメ。
3)片耳イヤホン:テレワークのWeb会議に最適
意外に便利なのが片耳イヤホン。Web会議中に両耳イヤホンを使うと、手元にコードが絡まってノートを取ったり利き手での作業が煩わしいことがある。そんな時は、片耳イヤホンを利き手の反対側に付ければ、利き手にコードが絡まることもなく作業が捗る。
地味だが比べると全然違う。ちなみにワイヤレスイヤホンでも全然OK!ただ失くすのが心配だったり、接続が煩わしいという方に、片耳の有線イヤホンはオススメ。
また両耳でWeb会議をすると音が聞こえすぎて、逆に集中しにくいようにも感じる。
会議の音声だけが両耳から聞こえてくると、会議中の発言に全ての脳みそを持って行かれて、議論の流れに自分の知識を結びつけたり発想を膨らませたりしにくい。
適度に片耳から雑音が聞こえるくらいの環境が集中と発散のバランスもよく、会議の生産性も高まる。そのためにも、片耳イヤホンがいい。
今回紹介した便利グッズを活用し、快適なリモートワークを実現して欲しい。小技を組み合わせて自分の集中力をコントロールしよう。今回紹介した3つのアイテムは、多くのビジネスパーソンがリモートワークするなら毎日使うものだと思う。それだけに効果も大きいので、ぜひ試して欲しい。きっと自宅でも快適に働けてリモートワークが捗ると思う。
4)在宅勤務の誘惑を断つ、タイムロックボックス
在宅で仕事をしていると、スマホやゲームのような誘惑に揺さぶられる。強制的にそういったものから距離を取るのが、タイムロックボックス。その名前の通りタイマー付きのロック付き収納ケース。
中にスマホやゲームのコントローラーなど誘惑物を入れてタイマーロックをかければ、指定の時間まで取り出せなくなる。意思の力だけでなく道具の力を借りることで、圧倒的にスマホなどを無駄に触ってしまう時間は減る。
5)単身でも、机はマストアイテム
シングルや単身赴任で一人暮らしをしていて、机がないという方は70cmくらいのテーブルを購入するのがオススメ。ソファや床に座って仕事をしていると身体を痛めがちだと思うので、これを機に小さめのテーブルを検討してみて欲しい。
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リモートワークに限らず、集中力を発揮するための習慣はこちらの記事にまとめています。